女優の尾野真千子さんの実家がいくつものテレビ番組で取材を受け話題になりました。住所は奈良県五條市で山林に囲まれています。
以前、テレビ番組『ポツンと一軒家』で取材スタッフにある男性が道案内しているところが放映されました。その男性が尾野真千子さんの父親だったと後から発覚し反響が。
地元の中学校で尾野真千子さんは芸能界にスカウトされました。偶然ロケハンに来ていた映画監督の河瀨直美さんの目に留まったのでした。
尾野真千子さんの家族構成は両親と4姉妹の6人。4人姉妹は「美人4姉妹」と言われることも。尾野真千子さんは末っ子。
それでは詳しく見ていきましょう。
父親が『ポツンと一軒家』に出演していた
2019年6月30日放送のテレビ番組『ポツンと一軒家』に偶然にも尾野真千子さんの父親が出演していたことが話題に。
番組のスタッフが山林に囲まれた奈良県五條市の赤い屋根の家(〒637-0233 奈良県五條市西吉野町桧川迫462)を探していたところ、尾野真千子さんの父親が道案内するシーンでのこと。そのとき父親は尾野真千子の名前を出さなかったため、あのときの男性は尾野真千子さんの父親だったことが後からわかり話題となりました。
このことを尾野真千子さんは2021年5月16日放送の『おしゃれイズム』にゲスト出演したときに振り返っていました。『ポツンと一軒家』の取材が実家の来たことがあると。番組MCの上田晋也さんは「えっ!来た?」と驚いたリアクション。
SNS上で次のように反響がありました。
「ポツンと一軒家に尾野真千子の実家出てたんか。制作スタッフ知らないで行ってたやろし今頃びっくりやろな笑」
「えっ、尾野真千子さんの奈良の実家が「ポツンと一軒家」に出演してたの、しかも2回も?で、尾野さんの実家だってことにスタッフは気づいてないの?」
「真千子のパパ(昭氏)サラッと出てるしwww相変わらずダンディー♥
西吉野のジョージ・クルーニーやわ」
実家の住所は奈良県五條市
尾野真千子さんの実家の住所は「奈良県 五條市(旧、吉野郡 西吉野村)」で、具体的には「〒637-0232 奈良県五條市西吉野町津越263」です。父親がもともと大工をしていてこの家を建てたのだそう。
2021年5月21日放送のトーク番組『A-Studio+』に尾野真千子さんさんがゲスト出演したとき、また、2013年9月、テレビ番組『スタジオパークからこんにちは』にゲスト出演したときに実家が紹介されていました。
周辺は山林でコンビニ1つありません。奈良市から車で約2時間かかるほど市街地から離れています。全国有数の柿の生産地。それと、西暦1300年代の南北朝時代に、後醍醐天皇が朝廷を開いた縁の地としても知られています。
尾野真千子さんは10軒しかない集落で育ちました。学生の頃、友だちができても、実家から遊びに行くだけで片道2時間かかったそうです。友達と朝早くに遊び始めて、バスの終わりに間に合わせるため15時くらいに帰り始めないといけなかったそうです。
現在実家には父親により増築した『真千子部屋』があります。そこには尾野真千子さんの数々の賞状やメダル、写真、ポスターなどが飾られています。
『稱名寺』『福寿草の自生地』が近い
尾野真千子さんの母親はお寺『稱名寺』で庭の手入れをしているところを目にした人がいます。その住所は「〒637-0232 奈良県五條市西吉野町津越」。実家のすぐ近くになります。
このお寺は、浄土真宗本願寺派、真宗道場で、乗専法師が1849年に開いたと伝えられています。
足元には、ユリ、水仙、福寿草などの芽をみることができます。ちなみに、すぐ近くに『福寿草の自生地』があり鮮やかな黄色い花をたくさん見ることができます。
スカウトは地元の中学校で
尾野真千子さんは、映画監督の河瀨直美さんからスカウトされデビューしました。
それは、地元の中学校で下駄箱を1人で掃除していたとき、偶然、新作映画のロケハンに来ていた河瀨直美さんから声をかけられたそうです。
「何してるの?」と河瀨直美さんから声をかけられ、「靴箱を磨いています」と答えると、「写真を撮らせて」と言われ「はい」というやり取りだけだったそうです。
尾野真千子さんは、ひとつの靴箱を丁寧に磨いていた光景がおかしく河瀨直美さんの目に留まったのではないかと、後に振り返っています。その下駄箱は好きな数学の先生の靴箱で、その先生を姉妹みんなが憧れていたそうです。
スカウトに関して母親の孝子さんは「とにかく真千子がすごく乗り気になってしまって。芸能界はわからない世界やから、余計に魅力的でしたんやろね。『やりたい、やりたい』言うて、本人の意志が固かったんです。『出させてやってください。この子も乗り気なんで、私が面倒をみますから』と、河さん(河瀬監督)は言うてくれました。」と振り返っていました。父親は芸能界入りに大反対だったそうです。
そして、1997年公開の映画『萌の朱雀』で、尾野真千子さんは主演に抜擢され、本作がデビュー作となりました。監督は河瀨直美さんが務めました。
本作で尾野真千子さんと河瀨直美さんは多くの賞を受賞しています。主要なものは次のとおりです。
- 第50回カンヌ国際映画祭、カメラ・ドール:河瀬直美さんが受賞
- 第10回シンガポール国際映画祭、主演女優賞:尾野真千子さんが受賞
- 第12回高崎映画祭、最優秀新人女優賞:尾野真千子さんが受賞
上京後の尾野真千子さんは、車が無数にある都会の光景に興味が湧いてホームシックはまったくなかったそうです。
それから、2019年、奈良県五條市観光PRポスターのモデルを務めたこともあります。
美人4姉妹、名前の由来は
家族構成は、両親、姉3人、尾野真千子さんの6人です。
2021年5月21日放送のトーク番組『A-Studio+』に尾野真千子さんさんがゲスト出演し、家族について明かしてくれました。
尾野真千子さんは4人姉妹の末っ子です。「美人4姉妹」と呼ばれることも。
名前「真千子」の由来は姉3人の名前を1文字ずつ取って付けられました。具体的に次のとおりです。
- 長女:和子の「子」
- 次女:千秋の「千」
- 三女:真代の「真」
ちなみに、父親は昭さん、母親は孝子さん。
尾野真千子さんは長女と5歳差で大きく離れていません。学生の頃は姉たちと喧嘩していたこともあり、鎌を持ち田舎らしい喧嘩もあったそうです。周囲に男の子が少なく、誰かが彼氏を連れてくると姉妹全員で服を脱がすなどのちょっかいを出したとか。
家族6人で暮らしていたときは、遊ぶときも家事をするときもいつも一緒だったそうです。父親が猪肉を切り、母親がそれを料理して、子供たちがお皿を運ぶというように。母親だけが家事をするわけではなく、みんなでワイワイいいながらやるため、お手伝いが楽しかったそうです。
尾野真千子さんは末っ子ということで家族からとても可愛がられていたそうです。
尾野真千子さんはファザコンなほど父親のことが好きなんだそうです。しかし、幼少期には行儀が悪いと父親から丸めた新聞紙で叩かれるなどしつけが厳しかったそうです。父親は家族の中で男一人ですが、娘からとても愛されていたそうです。
実家や家族をみることで尾野真千子さんのルーツを垣間見れたようなそんな気になれます。
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