山之内すず なぜ人気?SNSとメディアの相乗効果か、有名芸能人に似てるからか

有名人

モデルの山之内すずが各メディアに取り上げられる。自身のSNSでもフォローワー数の増える勢いが良い。有名芸能人に似ていたり、ハーフ顔で関西弁のギャップがあったり、注目を集める。しかしそこまでなぜ人気が出るのか疑問の声が上がっている。SNSの活用とメディアへの露出を繰り返すことで人気があがってきたと考えられる。

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「ティーンのカリスマ」と称される

「ティーンのカリスマ」と言われる。2021年現在19歳。知名度が高いのは10代の中高生からだ。それは批判もあるし、応援する声もあり、両方の意見がある。

「最近山之内すずのゴリ押しえぐくない?」「山之内すずって急にテレビ出てきたけど誰やねん 事務所のゴリ押しか?」「山之内すずテレビ出過ぎてて草 見る番組ほとんど居るぞ?ゴリ押しし過ぎじゃないか?見飽きたよ……」「かわいいからインスタフォローしてるけど最近テレビ出過ぎじゃない?」と、なぜこんなに人気があるのか疑問を持つ声がある。

逆に、「山之内すずちゃんまじすき」「山之内すずさんめっちゃ可愛い」「山之内すずちゃんかわいい顔小さい好き」「山之内すあゃんになりたい…」と応援する声も見られる。憧れの存在なのだ。

10代の間で「すずと言えば?」と聞かれれば「山之内すず」という回答が出てくる。少し前までは、女優「広瀬すず」という回答も出てきそうだが、世代交代か。テレビ出演やCM出演に多く起用され、いわばマスコミが作った印象操作とでも言えようか。

逆に、10代より上の世代からは、「誰だこの子は」「ヒルナンデスに出演しているすずちゃんって誰」という状態だ。

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各SNSのフォローワー数の伸び

2021年4月の各SNSのフォローワー数は次のとおり。SNSの総フォロワー数は100万人超えを記録している。

  • TikTok(@suzu____chan):65.1万人
  • Instagram(@suzu____chan):28.7万人
  • Twitter(@__suzu__chan):14.1万人
  • YouTube(超十代チャンネル):27.7万人

YouTubeについては、「超十代チャンネル」のメンバーとして参加していたが、他の仕事とのスケジュールの兼ね合いを理由に2021年1月25日に卒業を報告した。

これだけ多くのフォローワーがいるため知名度と発信力が高い。

各SNSの中でもTikTokのフォローワー数の伸びが早かった。

2018年5月からTikTokを始め、友達と作ったおもしろ系動画を、間違えて投稿してしまったのだが、それがバズったのだ。一日でいいねが6000人くらいついてフォローワーも何千人に伸びた。反響の凄さを実感し、2本目を投稿し、それもPV数が伸びて、3本目を投稿してと繰り返して今に至るのだそうだ。

参考として2018年9月10日、TikTokに投稿された「必死。笑 ウインクできないのおおおお #16歳 #高校生」については、再生回数が500万回、いいねが20万を超えている。そこから半年間でフォローワー数が16万人になった。

テレビに出演しているときも可愛らしいのだが、TikTokでのちょこまかした動作が格別に面白いのだ。

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SNSとメディアの相乗効果

この人気ぶりは、超エリートコースで芸能界を駆け上がっていると言われる。

自身がSNSを始め、所属事務所「INCUBATION」の目に留まりスカウトされ、各メディアに露出され、さらにSNSにフォローワー数があがる、同時にメディアへの露出も増える、という好循環から人気が上昇していった。

その経緯について見てみよう。

  • 2018年4月ごろ:関西でサロンモデルを始め、その写真をInstagramに投稿
  • 2018年8月:Instagramの投稿が目に留まりスカウトされモデル事務所「INCUBATION」に所属
  • 2018年夏:モデルとして芸能活動を開始、TikTokでフォローワーが半年間で16万人に急増
  • 2019年1月:恋愛リアリティ番組シリーズ第5弾『白雪とオオカミくんには騙されない♥』に出演し、SNSのフォローワー数を増やし、中高生の間で人気となる
  • 2019年春:上京
  • 2019年3月:YouTube番組『超十代チャンネル』にレギュラー出演
  • 2019年7月28日:教養バラエティ番組「林先生の初耳学」で地上波番組に初出演
  • 2019年7月29日:ガールズフェスタ『TGC teen 2019 Summer』でランウェイを歩き若者から歓声を浴びる
  • 以降も、バラエティ番組に出演し、TikTok、Instagram、Twitterの総フォロワー数が80万人へ
  • 2020年:CMに複数出演し、『2020年早春 TV-CM 急上昇 タレントランキング』で女性部門3位にランクイン、情報バラエティ番組「ヒルナンデス!」に水曜シーズンレギュラーを務める
  • 2020年11月:オーディションを経て映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人』に出演し演技に挑戦する

主要なところをみてみよう。

2019年1月13日~3月31日、AbemaTVの恋愛リアリティ番組シリーズ第5弾『白雪とオオカミくんには騙されない♥』に「高校生TikToker」役として出演した。既にTikTokで人気がでていたためだ。この出演でさらにSNSのフォローワー数が伸びた。

テレビ出演数の伸びも凄い。2019年はそれほどではなかった。しかし、2020年4月から半年ほどで出演数が100本以上となった。主にバラエティー番組の出演が占めている。地上波に初出演したのは、2019年7月「林先生の初耳学」だ。これがきっかけでバラエティ番組を中心に露出が増えていった。CMにおいても2020年2月からPayPay、ミニストップなどの出演が目立った。

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事務所の企業努力

所属事務所「INCUBATION」の努力もある。

この事務所は2013年に設立され、芸能事務所としては歴史が浅いほうだ。

事業内容に「モデル・タレント・アーティスト・アクター・インフルエンサーの養成とマネージメント」を掲げている。山之内はその手法で一気に若者からの知名度を上げた成功例だ。

「INCUBATION」という単語は、「卵をかえすこと」という意味がある。

Webサイトを開くと、2021年4月11日時点で、トップページに山之内の写真が大きくでるのだ。

【参考】東京のモデル事務所・モデルエージェンシーならincubation(インキュベーション)

事務所が山之内に今一番力を入れていることがわかる。

所属しているタレントは、誰もが知っている有名人という印象が薄い。

出演オファーが事務所に舞い込んできたのならば、山之内を有名にするために出演させているようなゴリ押し感がある。

これは設立してまだ歴史が浅いハンディがありながら知名度をあげようとする事務所の戦略とも考えられる。山之内に飽きられてしまってはその戦略も逆効果になってしまう。長期的にみて事務所の成長に必要なことは、他のタレントの進出だろう。

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ハーフ顔に関西弁のギャップ

ハーフ顔のかわいらしさと、しゃべると関西弁のギャップが世にウケる。方言を出しているのはわざとかもしれない。その方がキャラが際立つ。

実際、両親は日本人でハーフではない。

髪型はショートカットでボーイッシュに見える。同じ髪型にしたいと思う同年代も多い。

アヒル口をしたり、頬を膨らませてぶりっ子のような顔付きをしたり、口元に注目されることもある。ユーモアがあるのだ。

身長は163cm。日本女性の平均身長が157.9cmでそれよりも5cmほど高い。

「B76・W56・H81」でスタイルも問題ない。

顔つきも有名芸能人に似ていると言われ、その対象が何人もいる。

  • 吉岡里帆(女優)
  • 篠田麻里子(AKB48の元メンバー、ファッションモデル)
  • 宇垣美里(フリーアナウンサー)
  • 板野友美(AKB48の元メンバー、歌手)

見た目の良さからも人気に火がついたのだろう。

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謙虚さと積極性を兼ね備えた性格

山之内の性格からも好感がモテる。「とにかく楽しむ」をモットーに活動している。

上京後は1人暮らしをし、「初めてのことばかりで、精一杯の時もあった」と言っていたが1年後には「いろんな出会いがあって、毎日が楽しかった!」と振り返る。さらに「楽しくやらせてもらっているけれど、もっと頑張らなくちゃ♪」と前向きな姿勢と努力家な一面がある。

映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人』のオーディションに挑戦するときは、「自分の力で仕事をとりたい!」と思っていたそうだ。事務所の力だけでなく自分の力でチャンスを獲得しようとする積極性がある。

「ティーンのカリスマ」と呼ばれることに関しては、2020年11月7日、ORICON NEWSで次のように思いを語った。

「最初は不思議で仕方なかったし『なにがティーンのカリスマ?』と。目立つタイプでもないし、自分で人を動かすようなタイプでもないので、わからないです」と謙虚な意見を持っている。

「SNSや恋愛リアリティショーで注目していただけるようになったのは、すごくありがたいので、自分ができる発信力や影響力を活用していきたいです。最近は批判の言葉も気にならなくなったので、大事に思ってくれる方のために頑張ろうと思っています」とファンの期待に応えようとしている。

「一番になりたいとかそういう気持ちはなくて。すずとして求められる人間になりたいです。ひとりの人間でしかないので、山之内すずは山之内すずとして、自分らしさを大事に。ティーンのカリスマはずっとは続かないので、今を大事にしたいです」と、自分の人気は一時的なものと認識しているようだ。実際、時代の移り変わりで人気されるものも変わっていく。

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