テレビアニメ化もされた『十二国記シリーズ』や『悪霊シリーズ』などで知られる小説家であり同人作家の小野不由美。
2013年には『残穢』で山本周五郎賞を受賞した作家です。
そんな小野不由美に病気という噂が…。体調不良の真相や近況についてまとめてみました!
小野不由美の病気は指先に蕁麻疹ができる奇病
小野不由美といえば、十二国記。小説好きな人なら知らない人はいないのではないでしょうか。
小野は本陣が公言しているとおり遅筆です。
それには原因があるんだそうです。
講談ティーンズ文庫で「ゴースト・ハント」シリーズを執筆していた頃、指先に蕁麻疹ができる奇病で、ワープロのキーボードを押すときに出血して大惨事になった、ということがあとがきで書かれていたのです。
指先に蕁麻疹ができてしまっては、仕事もはかどりませんね。
詳しい病名や体調不良の原因は分かりませんでしたが、指先に蕁麻疹が出来る病気とは何なのでしょうか?
病気ではなく、何かしらのアレルギーや執筆のストレスなども考えられるかもしれませんね。
元々遅筆で知られている小野不由美さんですが、謎の病気のせいとなると余計に心配ですね。
小野不由美の体調不良を新潮社が公式発表
2016年12月28日、小野の体調不良について、新潮社が公式に発表しました。次のとおりです。
新作は着々とご執筆いただいております。
ところが、小野先生のご体調不良がすこし長引いております。皆様の期待が高まるなか、具体的な刊行のお知らせができず、
申し訳ございません。もうしばらくお時間をいただけますよう、
引用元:麒麟便り|小野不由美「十二国記」新潮社公式サイト | 2017年に向けて
ご理解いただければ幸いです。
小野不由美さんの新作を待ち遠しく思っている方も多いので、体調不良と言われると心配になりますね。
体調不良の詳細や原因については触れられていませんでした。
小野不由美の近況、5年ぶりに新作を刊行
2014年12月25日、新潮社のブログにおいて、新作の原稿は1000枚を超えておりじっくりと話を煮詰めているということが書かれています。
ファンの方は2014年から小野不由美さんの新刊を待っている状態でしたが、嬉しいニュースでした。
それから、2018年12月12日、まさに「十二国記の日」に、新潮社のブログにおいて、「長年にわたりお待ちいただいた作品は、400字で約2500枚の大巨編になりました。物語の舞台は戴国です」と執筆が続いていることを述べた上で、「来年2019年に刊行されることは間違いありません」と発表しました。
実際に、「白銀の墟 玄の月」の第一巻から第四巻が2019年10月と11月で発行されました。
5年ぶりとなる新作の発表にファンの皆様も大喜びの様子のようです。
「十二国記が好きすぎて本垢で呟きすぎてしまい…十二国記オタではないフォロワーさんにご迷惑をお掛けしないよう、思う存分十二国記愛を語れるよう専用アカウント作りました 十二国記好きの方、繋がってくださったら嬉しいです」
「ついに…揃った…白銀の墟 玄の月で図書の先生からおすすめされて…まさかここまでハマるとは思わなかった、今では景王陽子を初めたくさんの人(麒麟・半獣も)の言葉を大切にして生活してる!この物語を進めてくれた先生には凄く感謝…」
新たにハマってしまった読者も居たようですね。
さらに、2019年10月9日、次のように雑誌『ダ・ヴィンチ』において、小野不由美の『十二国記』の特集が掲載されました。
執筆は遅いけれど、小野の作品の人気は健在です。
今後もご活躍が継続されることを願うばかりですね。
小野不由美さんに関するまとめでした!
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