マクドナルドの朝マックはいらないという声が少なくありません。
マフィンではなくポテトやハンバーガーが食べたかったのに、と朝マックの時間帯に通常メニューを注文したい利用者は少なくないのではないでしょうか。
なぜ朝マックの時間帯に通常のメニューを注文できないのか、注文する方法はないのか、についてまとめています。
それでは詳しく見ていきましょう。
朝マックはいらないという意見が少なくない、堀江貴文も苦言
マクドナルドに朝マックはいらないという意見が少なくありません。
具体的には次のとおりです。
「朝のマックって朝マックしか頼めないんだ!ポテト食べたかったのにー残念。」
「朝マックとか絶対にいらない。儲ける時間帯に売らないとかクソだわ。」
「何でマックって朝マックの時間はガチで朝マックしか提供しないの…?朝からがっつりいきたい女子もいるんだよ…?」
「マクドは何で朝は朝マックのみなの?朝からダブルチーズバーガー食いたい時はどうすんの?」
なかにはホリエモンこと実業家の堀江貴文さんも2015年3月17日に次のように。
「マクドナルドは朝からハンバーガー売って欲しいわ。ソーセージエッグマフィンのほうが好きな奴なんているんか?」
さらに堀江さんは2017年12月頃次のようにも言っています。
「朝マックってただの機会損失だよ。いつでもハンバーガー買えるようにしろよ」
さすが、マクドナルドの経営の観点でものを言っていますね。通常メニューを注文しようとしたお客が朝マックの時間帯に諦めて帰ってしまう、といった機会損失はありえますね。
朝マックの時間帯に通常メニューを注文できない理由
では、なぜ朝マックの時間帯に通常メニューを注文できないのでしょうか。
そこには様々な理由が考えられます。
1つひとつ見ていきましょう。
朝は味の濃いメニューがあまり売れないから
朝から味の濃いハンバーガーやポテトを食べたくない、というお客の声がありました。確かにそういうお客も中に入ることでしょう。
そのため比較的、味のそこまで濃くないメニューを提供しようということで朝マックが誕生したのです。
加えて、ポテトは揚げてから7分以内に売れなければ廃棄するというマクドナルドの独自ルールがあります。
このルールどおりに朝からポテトを提供していたら、朝あまり売れないポテトは多量の廃棄処分されてしまうわけです。
そこで、朝マックにはポテトの代用品としてハッシュポテトできたのです。
通常メニューを同時に作れないから
朝マックを提供している時間帯に通常メニューは作れません。
なぜなら、朝マックと通常メニューは同じ機械で調理しているからです。
すべての食材を同じ温度で調理することができないですし、調理できるスペースが限られているのです。
このため、朝マックを提供している時間帯に通常メニューは物理的に作れません。
発祥の地アメリカのマクドナルドは、次のように回答したのでした。
「理由は、朝マックを朝だけでなく、1日中販売することができないのと一緒です。単純にパティやベーコン、卵を同時に調理するだけのスペースがないだけです」
実際、パティと同じ温度で卵を調理したら、卵が焦げてしまいそうですね。これは別々に調理する必要があります。
しかし、別々に調理するためにはスペースが必要で、その余裕はないのです。
通常メニューの機械をメンテナンスするため
24時間営業のマクドナルドでは機械を洗浄したり点検したりメンテナンスするための時間がどこかで必要になります。
そのメンテナンスするための時間帯が朝マックということなんですね。
例えば、ソフトツイストは朝マックでは提供されませんよね。
このため、朝マックの時間帯に通常メニューを提供できないわけです。
人件費の削減のため
朝マックはマフィンかパンケーキといった簡素なメニューがそろっています。
しかし、通常メニューはビッグマック、てりやき、とんかつ、ポテト、フルーリー、シェイク、など提供するまでの手間がかかるメニューがあります。
朝の早い時間帯はクルーを確保するのが困難です。
もし、朝の早い時間帯に、手間のかかる通常メニューを提供し、人員を確保していたら、人件費が膨れ上がります。
赤字になってしまうわけですね。
こうならないためにも、朝は、簡素なメニューで、人員も少なく済ませられる朝マックとなるわけです。
新鮮な野菜を配送するトラックの時間に合わせるため
朝マックでなにか物足りなさを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
生の野菜が使われていないのです。
これは新鮮な野菜を提供するために配送するトラックの時間に合わせています。
朝早い時間から採れたての野菜を提供するのは難しいですね。
農家側にも朝早くから収穫作業を開始するような負担にもなってしまいます。
このため、朝マックでは生の野菜を提供しないメニューに限定していて、通常メニューは提供できないのです。
ただ、最近は朝マックであってもチキンクリスプマフィンやサイドサラダが注文でき生の野菜が含まれるメニューが追加されています。
朝マックの時間帯に通常メニューを注文する方法
朝マックの時間帯に通常メニューが提供できない理由について、いくつか紹介してきました。
しかし、それでも朝から通常のメニューを注文したい、食べたいという方はいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から言うと、朝マックの時間帯に通常メニューを注文は基本的にはできないのです。
マクドナルド発祥の地アメリカでも午前10時半にならないとハンバーガーを購入することができません。
ただしいくつか代替方法がありますので紹介します。
24時間営業の店舗で朝マックの販売時間は、店舗によって異なる場合も在りますが、朝5:00~10:30となっています。
しかし、朝マックを取り扱っていない店舗は開店時間から通常メニューを注文できるんです。例えば、多くのショッピングモールでは10:00からという30分だけ早く通常メニューを注文できます。
そこでマクドナルドの店舗検索ページを載せておきます。
【参照】お店・サービス | McDonald’s Japan
また、朝マックに切り替わる前の時間に買いに行くという方法があります。朝5:00から朝マックに切り替わるのであればそれより前にマクドナルドに行って通常メニューを注文すればよいのです。
ただ、朝早く起きなければならないというデメリットはありますね。
さらに、朝マックの時間帯なのだけれど通常メニューと同じメニューまたはそれに変わる同等のメニューを注文するという方法です。
例えば、朝マックでも通常メニューのフィレオフィッシュは注文できるし、ナゲットも注文できます。それか、ポテトを食べたいのであればハッシュポテトを注文するのです。
ご参考になれば幸いです。
コメント
朝マックなんかやめて通常メニューだけにしろ。知らずに行って食いたくもないもん買っちまっただろ、何とかマフィンいらん❗
バーガー食いたくてバーガー屋に入ったのにバーガーが食えないから問題なんじゃね。
フィレオフィッシュとかチキンナゲットとかの話じゃないと思いますよ?