俳優の金城武さんは現在、独身と言われます。このため子供もいないのでしょう。
しかし、結婚の噂が絶えません。プライベートを明かさないため様々な憶測が飛び交います。その中でも、長年連れ添っている台湾人の女性マネージャーが結婚相手かと言われます。
最近は、日本よりも台湾・香港・中国での活動の方が多く、日本への情報が少ないです。日本人の父親と台湾人の母親を持ち、日本国籍でありながら台湾で生まれ育ったことが関係するのでしょう。
過去の彼女や、好きな女性のタイプ、結婚観についても紹介します。
それでは詳しく見ていきましょう。
デマとされる熱愛や結婚の報道
金城武さんはこれまで幾度となく熱愛や結婚の噂が流れました。1つ1つ見ていきましょう。
2004年、カンヌのホテルに女性と
2004年に公開された中国映画『LOVERS(原題:十面埋伏)』の宣伝のためカンヌに訪れた際、日本人の女性と同じホテルの一室に泊まっていたことが報じられました。
ホテルのバルコニーで夜景を楽しんだり日光浴をしたりする姿も。金城武さんは「彼女はアシスタント」と答え、日本人女性は「私は彼のヘアメイク」と答え、2人の答えが食い違っていることでさらに怪しいとされました。
2009年、芸能記者による作り話
2009年12月31日に、中国の芸能記者の王小魚(ワン・シャオユー)さんが「金城武は既婚者、相手は日本人女性」という内容の記事が書かれました。
これを知ったファンは驚き、各メディアもその真偽を確かめるために裏取りの情報収集に注力したようです。この情報を発信した王小魚さんは「信じるかどうかは個人の判断に任せるが、興味がある人はマネージャーに直接聞くといい。私は結婚の事実以外、彼について詳しくはない」と述べ、ファンやメディアなど多くの人から大きな反響がありました。
金城武さんは、自身のマネージャーを通してその記事の内容を否定。
後にその記事の投稿者である王小魚さんは、自分のブログの閲覧数を稼ぐために作り話を投稿したことを明かしました。
2009年、左手薬指に指輪
2009年に公開された中国の映画『レッドクリフ Part II』のイベントに参加した際、左手薬指に銀色に輝く指輪をしていたことで、結婚の疑いが持たれました。さらに右手薬指にも。
これについて、芸能記者から結婚について質問され、金城武さんは「特別な意味はないです、考えすぎです」と否定していました。
ちなみに、台湾や中国では指輪をつける指が日本と異なる場合があります。日本では婚約指輪も結婚指輪も左手薬指につけます。台湾では、婚約指輪を右手中指に、結婚指輪を左手薬指につけるのが主流のようです。中国では、婚約指輪を左手薬指に、結婚指輪を右手薬指につけるのが一般的です。
2011年、イタリアで女性と車に
2011年に、イタリアで日本人女性と2人で車に乗っているところを目撃され、「やはり日本人女性と結婚していた?」と話題になりました。
女性は「I’m your gift」(私はあなたの贈り物です)とプリントされたシャツを着て左薬指に指輪をつけていました。金城武さんは帽子をかぶってアクセルを踏み、2人で食事にでかけ、一泊したようです。
後日、この女性は金城武さんのマネージャーだということが判明しました。それと指輪についてラブリングかと問われ、マネージャーは「絶対に違う」と否定し金城武さんの独身を強調していました。
2013年、イタリアで盛大なパーティー
さらに、2013年、これもイタリアで金城武さんを祝う盛大なパーティーが開かれ、「極秘披露宴」「極秘結婚」と話題になりました。妻は既に妊娠しているという子供の話まで。
しかし、これは金城武さんの40歳の誕生日パーティーでした。結婚も妊娠もなんの根拠もありません。
2016年、上海のホテルに女性と
2016年、上海のホテルで女性とチェックインする姿が報じられました。
その女性は、いつも金城武さんの側にいることや、プライベート情報を知っていること、レストランの領収書に「金城」と書いたことなどから、世間から妻なのではないかと憶測が飛び交いました。
しかし、この女性は金城武さんのマネージャーで台湾人の姚宜君(ヤオイージュン)さん、金城武さんの8歳年上と判明しています。
年齢の割に若くみえるため、「妻」「彼女候補の1人」「長年一緒に暮らしている」などと言われるのです。
本当にあった熱愛報道は
金城武さんの事実とされる熱愛報道は数えるほどです。
さかのぼること1994年以前に、台湾の女優の戈偉如(ガー・ウェイルー)さんと短い期間交際していたようです。金城武さんより9歳年上で、その差が大きいことから周囲から反対され、破局へ。
1995年に公開された台湾と香港の映画『危険な天使たち』(原題:新紮師兄追女仔)の撮影中に共演者で香港の女優のチャーリー・ヤン(楊 采妮)さんとの熱愛報道がありました。1994年から1997年までに合計4本の映画で共演しています。ファンの間では大本命と言われていました。しかし、1997年に一般人の彼氏ができ、破局が発覚します。
そして、1998年、テレビドラマ『神様、もう少しだけ』の第1話目のみモデル・女優の吉村ミキ(当時、吉村美紀)さんと恋人役で共演し交際へ。一緒に買い物する姿や同じマンションに入っていく姿など常に週刊誌に追われていたため破局したと言われます。
それ以降、金城武さんの熱愛報道がありません。あったとしても、上で紹介したようにデマとされるものが多いです。
好きな女性のタイプは
金城武さんの好きな女性のタイプを見ていきましょう。わかっていることは次のとおりです。
1999年に公開された香港映画『君のいた永遠』の宣伝のため某ラジオ番組に出演したときのこと。
「好きなタイプの範囲がどんどん広がっている」と述べた上で「外見はやっぱり皆ある程度重視するんじゃないかな?俺も例外ではない、相手がきれいな方が嬉しいかな」と外見を重視することを明かしていました。
さらに内面については「相手の個性、習慣なども自分に合ってるかどうかは大事だと思う」とし「もしお互い同じことが好きなら、付き合っているときにいろんなことを一緒にしたり、喜びを分け合ったりすることができる」と語っていました。
結婚観は「家庭第一の夫でいたい」
金城武さんの結婚観についても見てみましょう。
2007年のある取材の際、「未婚の僕にとって一番大切なのは、仕事を一つ一つきちんとこなしていくこと。将来もし結婚したら、仕事よりも家庭第一の夫でいたい」とプライベートを優先することを語っていました。さらに「僕は恋人とべったり寄り添うタイプなので、恋愛している時は他に何もできず、仕事に影響が出てしまう。そしてもし結婚しても、絶対に公表しない。プライベートなことは明かさないというポリシーを持っているんだ」と明かしていました。
結婚式をしたとしても芸能関係者は招待しないといいます。しかし例外があり、香港の俳優の梁朝偉(トニー・レオン)さんのことは招待したいのだそうです。2008年にトニーさんが結婚した時、「僕は仕事で忙しくて参加できなかった。でももし僕が結婚するとしたら、絶対に式にトニーを呼びたい」と語っていました。
出演したラブストーリー
金城武さんはデビュー直後の1989年頃から、台湾では「台湾四小天王」と呼ばれアイドル的な人気を得ていました。映画やドラマでラブストーリーを描いています。
1994年に公開された香港映画『恋する惑星』で失恋した刑事を演じました。
日本でブレイクしたのは1998年に放送されたテレビドラマ『神様、もう少しだけ』で女優の深田恭子さんと恋する設定で共演したのがきっかけでした。HIV感染をテーマとした作品で、70秒もの長いキスシーンを挿入し「キスでHIVには感染しない」ことを主張しました。
2014年に公開された「中国版タイタニック」とも言われる中国・香港合作映画『The Crossing ザ・クロッシング』で女優の長澤まさみさんと恋人の設定で共演。
2017年3月に公開された中国・香港合作映画『恋するシェフの最強レシピ』で中国の女優の周冬雨(チョウ・ドンユィ)さんと恋をする設定で共演。中国で総額約209億人民元(約3500億円)の興行収入を記録しました。
現在オタクで結婚と無縁か
2020年、台湾の某メディアによると、金城武さんは各地に不動産を所有しているようです。その運営や投資などで稼いでいるため多く働く必要がないと言われます。
典型的なオタクで平日は家でゲームをするのが好きで男性の友達といるところが多く見られます。ちなみに、2021年、韓国のゲーム会社『NCSOFT』が提供するオンラインゲーム『リネージュ2M(天堂2M)』のCMに出演しました。
他の芸能人と異なり、SNSやオフィシャルサイトなどを一切開設せず、自身の情報を公開していません。このため上で述べてきたように結婚していることや、しばらく活動が見られないとガンで闘病生活を送っているなどの憶測が飛び交います。
以前より日本での活動が少なくなった理由として、日本とアジア圏の演技論の違いやスター俳優になりギャラの折り合いがつかなくなったことがあげられます。
金城武さんは現在、50歳近くになります。アイドルとして見られていた若い頃と比べ、頭が薄くなってきたことやあごひげを生やし外見の変化があります。それでもダンディーなことやスタイリッシュなことに変わりありません。結婚や恋愛の話があって当然と言えるでしょう。
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