和久井映見がアルツハイマーを若い頃に演じたドラマとは

女優の和久井映見さんが若い頃にアルツハイマーを患った役を演じたドラマってなんだっけ、と話題になることがあります。

おそらくそのドラマは2012年放送のドラマ『もう一度君に、プロポーズ』のことでしょう。

アルツハイマーをドラマで演じた

このドラマは「夫が病気で記憶をなくしてしまった妻に、もう一度プロポーズしようと決心する」ラブストーリーです。

その夫役を俳優の竹野内豊さん、妻役を和久井映見さんが務めました。

ある日、妻がくも膜下出血で突然倒れてしまいます。すると、夫と出会う前の記憶に戻ってしまったのです。

この症状を視聴者から「若年性アルツハイマー病」と言われることがあります。SNS上では次のような反応がありました。

「和久井映見さんが若年性アルツハイマーの役演じてますね。」

「なんか。。。このドラマすごい悲しいﾟ･｡(｡/□＼｡)｡･ﾟ若年性アルツハイマー。」

「和久井映見が記憶喪失？アルツハイマー？になっちゃうドラマ」

「ドラマ出てたね。若年性アルツハイマーのやつ。」

このように、「アルツハイマー」と表現しています。

ちなみに、若年性アルツハイマーとは、「若年性認知症」とも呼ばれ、65歳未満で発症する認知症のことです。主な症状としては、物忘れや数日前の出来事が思い出せないなどがあります。早期治療で症状の進行を遅らせたり、生活の改善を図れるようです。

その他に、和久井映見さんがこれまでに障害者の役を演じたドラマがあります。

それは、1996年放送のテレビドラマ『ピュア』です。

このドラマで和久井映見さんは軽度の知的障害者の女性を主演しました。また、この女性は芸術の才能が天才的でオブジェづくりをしていました。

知的障害がありながら優れた能力があることから、いわば「サヴァン症候群」と言えるでしょう。

この女性のモデルとなった人物は、元お笑い芸人で芸術家のジミー大西さんです。このドラマのプロデューサーの栗原美和子さんがお笑いバラエティ番組『オレたちひょうきん族』のADを務めていたときに、ジミー大西さんと出会ったのをきっかけに、このドラマを作ったと言われています。

ちなみに、同じ知的障害を扱ったドラマ『オンリー・ユー〜愛されて〜』が、ピュアと同クールで同じ曜日で放送されていました。

当時、知的障害に世の中の関心が集まっていたことを物語っていますね。

若い頃から障害を患った難役を演じ、現在もさまざまな役を演じる和久井映見さん。今後も活躍から目が離せませんね。