声優の森田成一(もりたまさかず)さんは勘違い声優と言われています。
演技は、下手なのに態度がでかいと言われ、同じ事務所で先輩の声優である小野坂昌也さんからも演技が下手だと言われその理由があるラジオ番組で解明され、森田さんの演技力が向上しました。
それと森田さんは英語ならず「バニングリッシュ」という独特な言語を話します。
詳しく見ていきましょう。
森田成一は勘違い声優、演技が下手で態度がでかい
森田さんは勘違い声優と言われます。もう少し言うと「演技が下手くそなくせに態度がでかい声優」ということです。
そう言われるのには理由がいくつかあります。
1つに、声優業界トップクラスの知名度のある森田さんなのですが、そこに自慢癖がありファンからの高感度を下げてしまっているのです。いわば自業自得と言えるでしょう。
嫌われ者の声優ランキングというある集計があった際にも、8位という入賞をしているのです。
逆に、人気があるからこそ注目されアンチも多くいるのだと思います。それは、ビデオゲーム『剣と魔法のログレス』のCMにおいても歌がキモいと言われてしまうのです。
もう1つの理由として、2001年、声優としてのデビュー作がファイナルファンタジーX(10)の主人公ディーダ役という大役を務めたことです。
デビュー間もない頃の大役ですから、大役としての器がまだなく「棒読み」「演技が下手」などの声があがってしまったのです。
この頃について、森田さんは自身のことを「ズブの素人」だったと語っています。
ルールー役の声優である夏樹リオさんに「マイクの使い方」から教えて貰っていたのです。
その後、森田さんは演技が上達していき『ディシディア ファイナルファンタジー』で再度ティーダ役を演じたところ、「声優が変わったの?」という声があがるほどに成長していきました。
先輩の小野坂昌也がラジオ番組で森田成一の演技が下手な理由を解明
森田さんは青二プロダクション所属です。その同じ所属の先輩に小野坂昌也さんがいます。
森田さんは小野坂さんからあるラジオ番組で痛烈な批判を受けたのでした。
「ヘタなくせに態度のでかい勘違い声優!!」ときっぱりです。
さらに、
「なんであいつこんなに下手なの?100話以上やってるじゃんかもう。」
と、スタッフに話したところ、
「あそこは原作者の指示で音響指導をしないでくれ。そのままでいいと言われてるから指導がないんだよ。」
という回答が返ってきて、小野坂さんが大激怒し、
「ちょっとまて。せっかく売れてんのなら、少しでも指導して直してやるのが音響の仕事じゃねーか!せっかく今売れてるんだったらなおさら、指摘してやらないと、それが年長者の役目やろ!!」
と一喝します。
小野坂さんは普段名指しで声優を批判することはありません。名前を伏せていたのですが、森田さんのことを言っているということが内容からわかってしまいます。
しかし、批判するということはそれだけ森田さんに見込みがあるからこそなのでしょう。
この小野坂さんの発言についてキャラなのか、本気で森田さんを嫌いなのか、ネット上で話題になりました。次にいくつか紹介します。
「本当はおとなしくて優しいおじさんです。毒舌はキャラ作りだと思います。」
「森田さん自体が相当のいじられキャラですので、小野坂さんも冗談だけどきつくスパッといってるだけだと思いますよ。」
「もし本当に(小野坂さんが森田さんを)嫌いだとしてもラジオやイベントなど一般人の目につくところであからさまに出たりしないでしょ」
「小野坂さんお胸の内なんて誰にもわかりません。」
「本当に死ぬほど嫌いだったら、わざわざ話題に上げるでしょうか。公の場所で例え悪口でも話題にするということは、森田さんの知名度を認めた上で、宣伝してあげてるようなものですよね。」
「悪口?言われているうちは森田さんも安泰ということでしょう」
ネットでの反応は様々で、本心は小野坂昌也さんのみぞ知るということになりますが…。
小野坂昌也さんは「毒舌で思ったことをズバズバ話すキャラ」ということで、他の方においても同じように毒舌で話されています。
話題に出されている内は花であるとして森田さんとしては良しなのではないでしょうか。
森田成一と小野坂昌也の共演作品一覧
森田さんと小野坂さんは数々の共演作品があります。
代表的な共演作としては次のとおりです。
- ジェイスターズ ビクトリーバーサス
- バッカーノ!
- BLEACH
- テニスの王子様
- ONE PIECE
同じ青二プロダクションに所属していますし、多くの共演作と長く一緒に仕事をしていますし、2人の仲の良さが垣間見れます。
森田成一の英語は発音が独特、英語ではなく「バニングリッシュ」
森田さんは勘違い声優と言われていることは上でも述べたとおりですが、英語ならず独自の言語「バニングリッシュ」を使います。
これはどういうことなのか。
2012年4月、FM NACK5「VIRTUAL ADVENTURE 2」内「星空サンライズ」において、TIGER&BUNNY専用の1コーナー『HERO RADIO』第一回目の冒頭においてバーナビー役の森田さんが次のように語ったのです。
「この番組内ではですね、わたくしが英語に似た言葉を喋ると思うんですが、英語ではありません。イングリッシュではありません。これ、『バニングリッシュ』って言います」
バニングリッシュって具体的になんだ!?と思いますよね。
もう少し具体的には、次のとおりです。
- 文章中の英語やカタカナ語をくどい発音でしゃべること
- アラビア数字は無理やり英語読みにする
- バーナビー(Barnaby)を「ヴァーナビー(Varnaby)」と違う綴りに変える
- ルナティックを「ラヌティック」と原型を留めない変形をさせる
- 21話を「トゥエンティワン話」と読み替える
- 日常会話での日本語をところどころ英語に置き換えるルー語とは異なる
これにはスタッフですらも腹筋崩壊してしまっているとのこと。
リスナーも内容に集中できないといった苦情?大絶賛の嵐だったのです。
バニングリッシュについて自身が考えたものではなく、森田さんは「バーナビーほど苦労した役はないですね」と語ったのでした。
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