ファッションモデルの長谷川潤（はせがわじゅん）さんの母親である長谷川久美子（はせがわくみこ）さんについて見ていきます。
兵庫県の出身ですが、学生の頃から海外に憧れ、現在、ハワイでツアー会社を運営しネイチャーガイドをしています。
20歳で結婚し長女の潤さんを産み離婚。別の男性と結婚しさらに娘を2人産み離婚。その後、15年間交際した男性と3度目の結婚をし、現在、夫婦二人三脚で会社運営をしています。
生まれから学生時代
モデルの長谷川潤さんの母親は長谷川久美子さんです。
1965年3月24日生まれ。
出身は兵庫県加古川市です。
田舎育ちで、子供の頃から、花摘みや虫やザリガニを捕まえるなど外で遊ぶことが好きでした。
中学校で英語を習うようになり外国に憧れはじめました。
日本の高校を卒業。高校生の頃に「いつか海外に住みたい」という夢が膨らみ、当時、アメリカ本土やヨーロッパに憧れていました。
1983年、関西外国語大学ハワイカレッジに入学し、在学中のほとんどをハワイで生活し、2年後の1985年に卒業。同校は、アメリカ・ハワイ州オアフ島にある私立の2年制大学『トランスパシフィックハワイカレッジ』と言われ、2008年12月31日をもって閉校。卒業生の成績表など関西外国語大学が管理しています。
下積み時代
久美子さんは、大学卒業後にハワイ島での生活に行き詰まりを感じ、日本に1度帰国。英会話教室で講師を勤め、ほどなく再びハワイに戻りました。
しばらくして、アメリカ本土のニューハンプシャー州に移り、ハートフォード保険会社にファイル・クラークとして勤務。
1989年、職場を離れ再びハワイ島へ引っ越し。
この頃から、独立しクリエイティブな仕事をしたいと思っていましたが、それが何かまだはっきりとわかりませんでした。
ツアー会社に入社し経理事務のアシスタントをします。
1991年、湾岸戦争が勃発し、勤務時間がカットされることに。車の販売をする会社で経理事務のアシスタントの仕事を追加し、しばらく2つの仕事を掛け持ち。
それからハワイ州の小規模なビジネスを行う会社を対象として健康保険の仲買（なかがい）をする会社のオペレーションマネージャーを約7年間務めました。
事務系の仕事が多くありましたが、どんな仕事も求められている以上の仕事をしました。すべて今後自分がやりたいことに繋がると信じていたからと言います。
1998年、バックパッカー向けのツアー会社に入り、日本人向けのツアーを立ち上げました。この頃からハワイ島の自然に対して興味が湧いたと言います。
2001年にアメリカ同時多発テロ事件が起き、それを機に、2002年に独立を決意しました。
テロ事件直後は仕事が少なく、複数のパートタイムの仕事を掛け持ちしていました。他のツアー会社のガイドやハワイ大学が主催する教育要素を持ったツアーの案内など。その経験から自分のツアービジネスが徐々に軌道に乗り始めるようになりました。
ハワイでツアー会社を設立
2005年、エコツアー会社『ハワイ・ネイチャー・エクスプローラーズ（Hawaii Nature Explorers）』を設立。久美子さん自らネイチャーガイドをしています。
※エコツアーとは、自然を観察したり体験しながらその仕組を学んだりしながら旅行することです。
※ネイチャーガイドとは、山や川、海などのアウトドアで安全に楽しく遊ぶための企画や案内をする仕事のことです。
久美子さんは、ハワイ島のことを詳しく知っていて、「ハワイの生き字引」と言われ、1年ほど予約待ちがある人気者になりました。自然や生態系だけでなく、神話や風習についてもガイドしてくれます。
年収は1千万円を超えると言われます。
2013年、テレビ番組『ソロモン流』で紹介されました。当時、潤さんの母であることは公表されず、久美子さん自身がピックアップされました。
2018年、ハワイ島にあるキラウエア火山の様子を語りハワイ島現地4泊のツアー「暮らすように過ごす旅」を企画し参加者を募集していました。
現在、旦那のパトリックさんと夫婦で二人三脚の会社運営をしています。
2度の離婚と3度目の結婚
下積み時代から会社を設立し運営するまで、久美子さんは2度の離婚と3度の結婚をしています。
1985年の20歳のときに、ハワイで出会ったインド系アメリカ人の男性と出会い結婚しました。
その後、アメリカのニューハンプシャー州に引っ越し、1986年6月5日に潤さんを産みました。潤さんは父がインド系アメリカ人で母が日本人のハーフとなります。
※インド系アメリカ人とは、アメリカ合衆国の市民のうち、インドに起源を持つ人々のこと
1988年、当時の久美子さんの旦那の仕事の都合で、アメリカ・ハワイ州ハワイ島ヒロに移住しました。ハワイ島ヒロは、ハワイ島の中で一番人口が多い街です。日本人も多く住んでいるため、日本の観光客も過ごしやすい場所です。
1990年に、当時の旦那が失踪してしまい久美子さんは離婚してしまいました。
1992年の27歳の時に、別のアメリカ人の男性と2度目の結婚をしました。2人の娘が生まれましたが、すぐに離婚。
1995年の30歳の時に、5歳年下のパトリックさんと交際を始めました。2度離婚していることから結婚に不安があり同棲生活をするも結婚に踏み出せずにいました。献身的に尽くしてくれるパトリックさんと交際15年経った2010年、3度目の結婚をしました。
久美子さんは3人の娘を出産しシングルマザーとして育児と仕事を両立してきました。潤さんは仕事で忙しくしている母・久美子さんとあまりコミュニケーションをとることができず「子供のころは寂しかった」と言います。
しかし、パトリックさんが母に変わり送迎してくれたり家事をしてくれたり 潤さんは 「パトリックさんは本当のお父さんみたいだった」と振り返っていました。
潤さんはハワイで育ちましたが2001年の15歳の1年間、神戸のインターナショナルスクールに通いました。翌年の2002年、モデルデビューし雑誌『ViVi』に参加。これまでハワイ在住だったためあまり日本語が話せませんでした。3歳の頃から母・久美子さんの実家がある神戸を度々訪れていたこともあり、当初は関西弁で喋っていました。
自宅は120坪
久美子さんの自宅は1200坪ある敷地内にあり豪邸と言われます。中古で競売にかけられているところを破格の値段で購入できたんだとか。
部屋の中は観葉植物がたくさんありジャングルの様。天井はガラス張りで部屋の中が明るいです。ダイニングキッチンは20畳あり広々としています。リビングには大きなソファーセットが2組。ベランダも広々としています。
子供は娘3人
上で見てきたように、久美子さんには3人の娘がいます。
- 長女：潤（ジュン）さん、1986年6月5日生まれ
- 次女：樹里（ジュリ）さん、1993年頃の生まれ
- 三女：芽衣（メイ）さん、1994年頃の生まれ
父親が異なるため、潤さんは妹2人と似てないと言われます。
2013年10月11日放送のテレビ番組『アナザースカイ』において、次女の樹里さんが登場し「実はお姉ちゃんと思ったことはなかったの。7歳違いで、遊んでくれていたことも覚えてなかった」と語り姉の潤さんと距離を感じていたことを明かしました。世間からは姉妹の不仲説も出ていました。
これに対し潤さんは「プライド的にも人に頼ったりするのはよくないってどこかで思ってた」と明かし、続けて「赤ちゃんを産んで、すべてをコントロールしきれてた自分がコントロールしきれなくなっちゃって。勇気を出して（妹に）相談をした時に『私もそうなんだよ』っていう言葉を聞いてほっとした。何があっても愛してくれる家族がいるからこそ、いろんなことにチャレンジしようって勇気が出た」と出産を機に姉妹や家族との距離が近くなったことを語っていました。
現在、潤さんも再婚し子供2人とオアフ島で住んでいるようです。母親の住むハワイ島に近く家族で交流しやすいですね。
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