長谷川博己 父親は大学教授で実家が老舗旅館、若い頃がそっくり

有名人

俳優の長谷川博己(はせがわ ひろき)さんの父親で建築評論家の長谷川堯さんについて見ていきます。

開業300年以上の歴史を持つ老舗旅館を運営する実家に生まれました。

若い頃が親子でそっくりと話題になりました。それと親子の間に確執があったとも。

歌舞伎役者の坂東玉三郎さんと旧知の間柄にありました。

それでは詳しく見ていきましょう。

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父親は建築史家・長谷川堯

出典:ウェブサイト『目黒区美術館ワークショップ記録』、2014年

長谷川博己さんの父親は建築史家の長谷川堯(はせがわ たかし)さんです。

1937年6月16日生まれ。2019年4月17日にガンのため亡くなりました。81歳でした。葬儀は近親者で営まれました。

島根県松江市の出身。

早稲田大学第一文学部を卒業し、1977年に武蔵野美術大学名誉教授に就任。

建築史家、建築評論家として活躍。近代建築の記念碑性、合理性を疑う論考で知られます。建築家・村野藤吾の研究の第一人者で、豊かな細部を備えた建築や都市の評価に力を尽くしました。

生前はおよそ20冊の著書を出版しています。1972年に著書『神殿か獄舎か』で建築界に衝撃を与えました。特に明治時代に西洋文化の影響を強く受けていた建築物を批判し、人間にとって合理的な建築物とは何かを問い続け、無駄のない建築様式にシフトするきっかけを作りました。

数々の受賞歴があります。1975年『都市廻廊』で毎日出版文化賞、1979年『建築有情』でサントリー学芸賞受賞、1986年日本建築学会賞受賞、など多数。

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坂東玉三郎と旧知の間柄

長谷川堯さんは、歌舞伎役者の坂東玉三郎さんと旧知の間柄にありました。1970年頃、雑誌の特集で知り合いに。

坂東玉三郎さんは長谷川博己さん主演の2020年放送開始のテレビドラマ『麒麟がくる』で共演し「長谷川君のお父さんと知り合いだったんです」と明かしました。長谷川博己さんが主演と知り「ワンシーンだけ出た方がいいかもしれないわね」という話をしていたら今作がドラマ初出演となりました。

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長谷川博己とそっくり

父親・長谷川堯、出典:テレビ番組『ファミリーヒストリー』
長谷川博己の学生時代、出典:テレビ番組『ファミリーヒストリー』

2021年1月4日に放送されたテレビ番組『ファミリーヒストリー』に長谷川博己さんがゲスト出演しました。

長谷川博己さんは父親・長谷川堯さんの若い頃とそっくりと言われました。学生の頃の写真を比べると顔の雰囲気が似ていますね。

長谷川堯さんは身長が180センチありました。日本男性の平均身長が171センチなため背が高いほうです。182センチある長谷川博己さんの身長は父譲りなのでしょう。

さらに、長谷川堯さんは学生の頃に映画が大好きで学費が払えなくなった過去もあったそうです。それが同番組で紹介され長谷川博己さんは「僕も一緒ですよ!」と衝撃を受けていました。

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実家は老舗旅館

長谷川堯さんの実家は島根県松江市にある老舗旅館です。

長谷川家は今から1300年前(西暦700年頃)に鳥取・大山寺を開山したという伝説が残っています。

江戸時代には島根・玉造温泉で重要な役職を任され、その後、温泉旅館の経営に着手しました。現在も開業300年以上の歴史を持つ老舗旅館『保性館』(ほせいかん)が運営されています。

【参照】島根県 松江市の旅館|玉造温泉 保性館≪公式≫

保性館は昭和天皇にもお泊まりいただいたことがあるのだとか。

長谷川博己さんの祖父が建てた建物『幽泉亭』は国登録有形文化財として現存しています。

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妻は大学の教え子だった

出典:テレビ番組『ファミリーヒストリー』

長谷川堯さんは31歳のとき、武蔵野美術大学の教え子で後に妻となる女性と出会います。つまり長谷川博己さんの母親・恵子さんのこと。

母親は山形県新庄市の出身で、きれいで顔が小さく背が高かったそうです。でも長谷川博さんいわく「今は全然違いますよ」とのこと。

長谷川堯さんと恵子さんは結婚し、1977年に長男として長谷川博己さんが生まれ、後に妹さんが生まれたようです。長谷川博己さんは2人兄弟となりますね。

長谷川博己さんの母方の祖父はかつて俳優を目指していたそうです。現在、俳優として活躍している長谷川博己さんはその意志が受け継がれているようですね。

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親子の間の確執

週刊誌『女性セブン』(2014年1月30日号)によると、長谷川博己さんは、両親と断絶状態にあったそうです。

父親と考え方が合わず確執が。長谷川博己さんが就職した会社を1年でやめ俳優になることを伝えたところ猛反対。しかしその後、長谷川博己さんのドラマの話をすると顔を綻ばせるなど親子の仲は良かったそうです。

母親の宗教問題があったそうです。どの宗教かは明らかになっていません。当時結婚が噂されていた女優の鈴木京香さんとの結婚を慎重に進めていたとも。

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父親のお宝

2011年5月24日放送のテレビ番組『開運!なんでも鑑定団』に長谷川博己さんがゲスト出演しました。

お宝は20年程前、父親の長谷川堯さんが、自著の表紙に用いるため購入した「三代目歌川広重の版画」(ジャンル:浮世絵・版画)。

長谷川博己さんの評価額の10万円を上回り鑑定の結果25万円となりました。

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長谷川博己がドラマで演じた父親とは

ちなみに父親関連で、長谷川博己さんは2011年放送のテレビドラマ『家政婦のミタ』で優柔不断で若年なダメな父親役を演じました。

ネット上では「父親役をやるのに若すぎないか?」「ちょっと無理があるかと。家族5人並ぶとみんなが兄弟に見える」という意見が出ていました。

当時34歳。年齢からしても若く見えますね。

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