女優の本上まなみさんは、女優だけでなく、エッセイストとしても活躍しています。このため頭の良い印象を持つ人も少なくないでしょう。
意外にも最終学歴は短期大学卒業です。福祉系の大学を希望していたのですが不合格となり国文科のある短期大学に入学し、エッセイストとしての芽が育ち始めます。それと、芸能界デビューのきっかけは高校時代にスカウトされたことでした。
プライベートや仕事なども交えて学生時代のエピソードを見ていきます。
最終学歴は短期大学卒業
本上まなみさんの学歴は次のとおりです。
- 茨木市内の小学校
- 茨木市立東中学校
- 大阪府立高槻北高等学校出身(偏差値:54)
- 池坊短期大学卒業(偏差値:40)
最終学歴が短期大学で、意外に思われる方も少なくないのではないでしょうか。
茨木市内の小学校を卒業
本上まなみさんの卒業した小学校は茨木市内にあると予想されます。
出身した中学校の通学区域から次の小学校が候補にあがります。
- 茨木市立大池小学校
- 茨木市立茨木小学校
- 茨木市立中津小学校
クラブ活動はバスケットボールに入っていました。
見た目は短髪でボーイッシュだったため、男の子だと見間違えられることも度々ありました。
両親が共働きだったこともあり、料理などの家事全般はすでにできていました。
茨木市立東中学校を卒業
1991年3月、『茨木市立東中学校』を卒業しています。大阪府茨木市末広町にある公立中学校で略称は「東中」。
本上まなみさんは東京都の生まれで3歳までそこで育ち、それ以降は大阪の郊外となる芸術家の岡本太郎さんが製作の文化的ランドマーク『太陽の塔』の見えるところで育ちました。
同校の教育目標を次のように掲げています。
学校教育目標
引用元:学校教育目標 – 茨木市立東中学校
<< 自立・自己実現できる生徒の育成 >>
・一人ひとりが大切にされ、ともに学びあう学校
・元気で活き活きとした、規律と活力にあふれた学校
・地域や家庭とともに歩み、信頼される学校
本上まなみさんは、陸上部に入部し、部活動に打ち込んでいました。専門は長距離走。
このとき既に彼氏がいたようです。
同校の主な卒業生は次のとおりです。
- 車谷暢昭(東芝代表執行役社長CEO)
- 京本政樹(俳優)
- 寺島成輝(プロ野球選手)
高槻北高等学校を卒業
1994年3月、『大阪府立高槻北高等学校』を卒業しています。
偏差値は54で平均以上です。
同校の「めざす学校像」は次のとおりです。
「鍛える」「見守る」「高める」 を キーワードに、「知・徳・体」のバランスの取れた人材、将来において社会で自立できる人材、社会に貢献できる人材を育 成するというコンセプトのもと、次の4点を本校のめざす学校像としています。
1 すべての生徒 の学力を 3 年間でより一層向上させ、進路希望を実現する学校
2 生徒一人ひとりが 充実した学校生活を送り、「行って良かった」と思える学校
3 保護者・地域等と連携し、共に生徒の主体的成長を 積極的に サポート する 学校
4 学校 教育目標の 達成に向け、 教職員が 一丸となって日々の教育活動に組織的に取り組む 学校
※「鍛える」:生徒の頭(学力)、体(体力)、心(精神)を鍛える。
引用元:大阪府立高槻北高等学校
※「見守る」:生徒の自主的、自発的な活動を見守る。
※「高める」:感性、人間性、社会性、人権感覚、国際感覚を高める。
同校の主な卒業生は次のとおりです。
- 小畑隆彦(ミュージシャン、ロックバンド『すかんち』のドラマー)
- 小林信一(ギタリスト)
本上まなみさんは、高校時代、勉強のできるヤンキーだったという噂があります。それは次のとおりです。
- 妹さんとよく原付きで2人乗りをしていた
- 高校は成績の発表がないと親に伝えていたが、妹が進学してウソがバレた
ちなみに、兄弟は4歳年下の妹がいて2人姉妹です。
水泳部に入部したのですが、スカウトされ芸能事務所に所属したため、途中で退部しています。当時、本上まなみさんは芸能界に興味がなかったのですが、父親の勧めで芸能活動を開始しました。そして『大阪ガス』などのCMに出演し注目されました。
それから、高校3年生のとき、ドラマ『じゃじゃ馬ならし』に女優としてデビュー。
池坊短期大学を卒業
大学は『池坊短期大学』の国文科(現在、文化芸術学科)を卒業しています。偏差値40と平均より低めです。
本校は京都市の私立大学です。2022年に創立70周年を迎えます。
教育方針は次のとおりです。
根本は創始560年ともなる伝統文化の歴史を持つ「華道家元 池坊」に由来し、「和と美」の建学の精神のもと「華道」を教学の基盤に置き、他に類を見ない教育・研究を展開している、京都にふさわしい大学です。
日本文化の精神の根幹を理解し、調和的・美的情操を育みながら、社会で創造的に活躍するための専門的知識・技能や表現力を修得し、学生一人一人が現代を生き抜く社会人力を身に付け、誇りと生きがいを持った夢の達成をめざします。
引用元:池坊短期大学 | 大学概要 | 学長のあいさつ
同校の主な卒業生は次のとおりです。
- 松岡きっこ(女優・タレント)
- 小川かず子(元女子バレーボール選手)
本上まなみさんは、もともと福祉系の勉強をするために別の大学を受験したのですが不合格となり同校に入学しました。いわば滑り止めの学校に入ったということでしょう。
大学時代は日本文学を学んでいます。ここからエッセイストとしての芽が育ち始めます。
同校は京都市にあり、本上まなみさんは京都市内に住んでいました。京都市での生活は2年間だったのですが、お気に入りの場所だったためインタビューで「京都で大人になっています」と語っています。「大人」になったという表現が意味深ですね。
在学中は、ファッションモデルやグラビアアイドルとして活動しています。仕事のあるたびに一時的に上京しています。
短大2年生の1995年、繊維メーカー『ユニチカ』の水着キャンペーンガールに選ばれました。この仕事で注目を集め、福祉系から芸能界に進むよう考えが変わりました。さらに同年、清涼飲料水『爽健美茶』など多数のCMに出演しました。
エッセイストとしての活動
2002年12月、18歳年上の出版社『マガジンハウス』の編集者(当時)である沢田康彦さんと結婚しました。馴れ初めはメール短歌グループ『猫又』で出会ったことです。現在2児の母親でもあります。
本上まなみさんは、エッセイ、絵本、翻訳絵本などの書籍を出版しています。
なかでも次の作品は旦那が努めていた『マガジンハウス』から出版しています。家族ぐるみで同出版社と仲が良かったのですね。
- 『ほんじょの鉛筆日和。』(エッセイ、2002年)
- 『ほんじょの眼鏡日和。』(エッセイ、2005年)
- 『ぱたのはなし。』(絵本、2004年)
- 『こわがりかぴのはじめての旅。』(絵本、2005年)
女優としてもエッセイスト、さらに妻、母親として活動の幅が広い本上まなみさん。学歴は高いとは言えませんが、その後の興味や努力によって大きく飛躍したと言えるでしょう。
コメント